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トピックス社長のブログ中教審で発言 「Sociaty5.0に向けた人材育成について」

中央教育審議会・教育課程部会で発言

「Sociaty5.0に向けた人材育成について」―文化を地方の学びに取り入れる

Sociaty5.0 に向けたリーディング・プロジェクトに「地域の良さを学びコミュニティを支える人材の育成」が明記されことは良かったと思います。

地方が輝かなければ日本は輝きません。この度、SGH※にもアドバンス型とリージョナル型の2類型が創設されました。今後、地方にもグローバルの意識が高まっていくと期待します。

ただし、「地方の良さを学ぶ」と言われても、地方にとっては、具体的に何を、どんな教育をすれば良いのかは迷うところです。コンソーシアムや学校運営協議会といった形はつくれても、教育の中身については、具体的なイメージがつかみにくい。資料に「例えば観光学」などと例が挙げられているが、そうすると、結局全国の高校が一斉に観光学を始めることになり、それでは地方の多様性が生かません。地方の側からは答えが出しにくいので、ここはもうひとひねり、具体的な教育の中身を研究する必要があるのはないでしょうか。

次に、地方にも関係することですが、文化について。Sociaty5.0ではAIの活用が強調されています。一方でAIにできないこと…として「専門的知識を持って対話・交流する・・」と記載されていますが、結局文化は「知識」として捉えられているのですね。けれど文化は、単なる知識ではなく、哲学、感性、アイデンティティーのようなものの筈です。

それが十分に共有されていないので、SGHでもSGU※でも、文化・伝統の要件に関する目標設定が弱い。結局、祭りや伝統工芸の体験にとどまっています。もう少し文化を幅広くとらえて、例えば自然。「人がどう自然と共生してきたか」という視点で伝統行事を見れば、防災+文化の学習に、「人がどう手を入れて自然をより美しくしてきたか」例えば里山であれば、農業+文化の学習にまります。

このように文化を幅広く捉えて、地方の学びに結びつけていかなければ、「地方の良さを学び」も絵に描いたモチになるのではないでしょうか。(一部編集)

 ※SGH https://www.sghc.jp/

※SGU https://www.jsps.go.jp/j-sgu/index.html

 

 

 

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