10月28日から3日間、お茶の水のｿﾗｼﾃｨで開かれたe-ﾗｰﾆﾝｸﾞｱﾜｰﾄﾞ2015ﾌｫｰﾗﾑで講演をした。この催しは、e-ﾗｰﾆﾝｸﾞを取り巻く現状と未来について、事例紹介や発表を交えて幅広く議論する総合ﾌｫｰﾗﾑで、私は最終日の30日に「ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ時代に求められる英語力」と題し、日本が目指すべき英語の到達目標と、その実現に向けたｱｸﾃｨﾌﾞﾗｰﾆﾝｸﾞの活用について話をした。

　参加者１万人という大きなﾌｫｰﾗﾑなので初めはやや緊張したが、一旦話し始めると会場との一体感に励まされ、身振り手振りで持論を展開することができた。

　日本人は何故英語が話せないのか？どうすれば話せるようになるのか？・・必要なのは正しい英語観。求められるのはﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｸﾞﾘｯｼｭ、つまり中学校ﾚﾍﾞﾙの英語力・・と訴えると、ｳﾝｳﾝと頷いてくださる人たちに、実は皆どこかで、世界が求めているのはﾈｲﾃｨﾌﾞ英語ではないことに気付いているのだということに気付いた。

講演が終わってからも20名近い方と名刺を交換し、一言ずつではあったが、意見を伺うことができた。その後もHPを通じてｱｸｾｽしてくださった方もあり、連絡をいただいた全ての方とお会いするつもりで、目下日程調整をしているところ。これからもできるだけ多くの方にお目にかかり、意見交換をして、真に必要な英語教育を訴え続けていきたいと考えている。

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